保育料の「日割り計算」ってどうなるの?退園前に自治体へ電話して聞いてみた

幼稚園/保育園

こんにちは、くじらママです♪ 今回は、保育園を退園するときの「保育料の日割り計算」について、実際に自治体の保育課に電話して聞いてみた内容をまとめます。

結論から言うと、「日割り」とひと言で書いてあっても、自治体によって計算方法はバラバラでした。これから月途中で退園を予定している方の参考になればと思います。

実は自治体によって日割りの計算方法が全然違う

我が家は今回、月の途中で保育園を退園することになりました。最初は「わざわざ電話しなくても、ネットで調べれば計算方法くらい分かるだろう」と思い、自治体のHPや他のブログなどをいろいろ調べていました。

ところが調べていくうちに、「日割り」とひと言で言っても、自治体によって計算方法が全然違うことが分かってきました。自分の自治体以外の情報も含めて整理すると、大きく3パターンに分かれます。
(もっとあるかもしれませんが、私が調べた限りの情報となります。)

パターン内容自治体の例
①「25日」固定で割る方式月額×在籍日数÷25日(その月の開所日数が25日に満たなくても、常に25日で計算)横浜市、福岡市 など
②その月の実際の在籍日数で割る方式日曜・祝日を除いた月〜土曜の保育園開園日数÷その月の実際の在籍日数(我が家の自治体はこちらでした)くじら家の自治体 など
③そもそも日割りをしない方式月途中の退園でも、月額満額を支払う(1日も登園していなくても同様)東京都大田区、中野区、江戸川区、世田谷区 など

特に驚いたのが③のパターンで、東京23区の中にも「保育料の日割り計算は行っておりません」と明言している自治体が複数あります。月末ギリギリまで在籍していたのに満額請求される…というケースもあるので、退園を考えている方は「そもそも自分の自治体に日割り制度があるかどうか」から確認する必要があります。

ちなみに東京都にお住まいの方は、そもそもこの日割り自体を気にしなくていい場合がほとんどかと思います。東京都は2025年9月から第1子(0〜2歳)の保育料についても所得制限なしで無償化の対象とし、国の制度とあわせて0〜5歳の認可保育園等の保育料が実質無償になりました。そのため都内の認可保育園等に通われている方の多くは、月々の「保育料」自体がかからず、今回のような日割り計算とは無縁の可能性があります(ただし副食費や延長保育料、認証保育所・認可外施設の利用料などは別途かかる場合があるため、その点は各施設・自治体にご確認ください)。

また横浜市のように、①の「25日固定」方式を採用している自治体でも「退園日がその月最後の開所日だった場合は、月末退園とみなして日割りしない(=満額)」という例外ルールを設けているケースもあり、単純に「在籍日数÷開所日数」だけでは計算できない自治体もあることが分かりました。

結局、自分の自治体には電話して直接聞いた

ここまで調べて分かったのは、「日割り」という言葉だけでは、自分の自治体がどのパターンに当てはまるのか分からないということでした。HPを読み込んでも、自分の自治体がどの方式なのか確信が持てなかったので、最終的には保育課に直接電話することにしました。

住んでいる自治体名は伏せますが、自治体のWEBページで番号を調べ保育課に電話をかけて、退園予定日を伝えて日割り計算の方法を尋ねたところ、数分ほどで明確な回答をもらえました。

【結論】我が家の自治体の日割り計算方法
日曜日・祝日を除いた「月曜〜土曜の保育園開園日」のうち、実際に在籍していた日数の割合で保育料を日割り計算する、とのことでした(上の表でいう②のパターンです)。

ネットでどれだけ調べても、最終的に「自分の自治体がどれに当てはまるか」は自治体に直接聞かないと確定しませんでした。そのため自治体のHPに詳細が載っていない場合は自治体に問い合わせするのが時間を無駄にせず良いかと思います。
リサーチ大好きな私は、土曜日にこの日割り哺育料を知ったため土日にめちゃくちゃリサーチ&結局問い合わせて確認するしかないことがわかり、無駄な時間を使いましたw

土曜保育を使わない家庭は「金曜日締め」が一番お得かも

シミュレーションの前に、もう一つ電話で確認した内容から気づいたことを紹介します。我が家の自治体の在籍日数の数え方は、実際にその日登園したかどうかではなく、「在籍していたかどうか」でカウントする方式(在籍期間ベース)でした。

つまり、土曜保育を利用していない家庭が土曜日をまたいで在籍を続けると、使っていない土曜日の分もそのまま在籍日数に数えられてしまうということです。逆に言えば、土曜日を使わない家庭が退園日を選べる状況なら、土曜日をまたがず、金曜日で在籍を終わらせる方が、使わない土曜日の分まで払わずに済むということになります。この差がどれくらいの金額になるかは、次のシミュレーションで具体的に見てみます。

ただしこれはあくまで「在籍期間ベース」で日割り計算している自治体の場合の話です。実際に登園した日だけをカウントする「出席ベース」の自治体では、そもそも使っていない土曜日はカウントされないため、金曜締めにしても金額は変わりません。ご自身の自治体がどちらの方式かは、この記事の冒頭でお伝えした通り、保育課に電話で確認するのが一番確実です。

保育料3万円・5万円・8万円でシミュレーションしてみた

我が家のように「在籍日数ベースで日割り計算する」自治体の場合、実際にどれくらいの金額になるのか、実在する2026年9月のカレンダーで計算してみます(※あくまで一例としての試算で、実際の請求額ではありません。端数の扱い<切り捨てなど>は自治体によって異なるため、目安としてご覧ください)。

【前提】2026年9月は、9/21(月・敬老の日)、9/22(火・国民の休日)、9/23(水・秋分の日)が祝日で3連休になります。日曜・祝日を除いた月〜土曜の稼働日を数えると、9月は全部で23日でした。カレンダーにすると、こんな感じです。

12345
6789101112
131415
退園日①
16171819
2021
敬老の日
22
国民の休日
23
秋分の日
2425
退園日②
26
退園日③
27282930

退園日在籍日数月額3万円の場合月額5万円の場合月額8万円の場合
9/15(火)13日/23日30,000円×13/23=約16,957円50,000円×13/23=約28,261円80,000円×13/23=約45,217円
9/25(金)19日/23日30,000円×19/23=約24,783円50,000円×19/23=約41,304円80,000円×19/23=約66,087円
9/26(土)20日/23日30,000円×20/23=約26,087円50,000円×20/23=約43,478円80,000円×20/23=約69,565円

9/25(金)退園と9/26(土)退園ですが、土曜日1日分をまたぐかどうかだけで、月額3万円なら約1,300円、5万円なら約2,170円、8万円なら約3,480円の差が出ます。
土曜日に保育園を使っていないのにわざわざ退園日を土曜日に設定する方は少ないと思いますが、土曜日も稼働日としてカウントされるため、この方式の自治体では金曜日退園が一番お得かと思います。

退園の手続き・届出期限も自治体でバラバラだった

日割り計算と合わせて、退園の手続きについても自治体ごとにルールが違うことが分かったので載せておきます。我が家の自治体は「◯日前まで」という期限は特になく、前日までに自治体のWebページからダウンロードした退園届を提出すればOKという、比較的ゆるめのルールでした。

自治体退園届の提出期限
くじら家の自治体退園日の前日まで(Webページから届出をダウンロードして提出)
東京都中野区・世田谷区退園を希望する月の月末まで
東京都調布市退所する10日前まで

「月末までに出せばいい」自治体もあれば、「◯日前まで」と前もっての提出を求める自治体もあり、ここも思い込みで進めると危険なポイントです。引っ越しや転園のタイミングが決まったら、保育料の日割り計算と合わせて、退園届の提出期限も早めに確認しておくと安心です。

まとめ

今回分かったことをまとめると、

  • 保育料の「日割り計算」の方法は自治体によってバラバラ(25日固定方式/実稼働日数方式/そもそも日割りなし方式)
  • HPに具体的な式が載っていない場合も多いので、不安なときは保育課に直接電話するのが早い(我が家は数分で解決)
  • 東京都は基本保育料自体が無償化のため、そもそも日割りを気にしなくていい家庭も
  • 「在籍期間ベース」で計算する自治体なら、土曜保育を使わない家庭は退園日を金曜締めにすると使わない土曜日分を払わずに済む可能性がある
  • 退園届の提出期限も「前日まで」「月末まで」「◯日前まで」など自治体差がある

この記事はあくまで我が家と、調べた範囲の自治体の情報をまとめたものです。制度は変更されることもあるので、実際に退園を検討されている方は、必ずお住まいの自治体の保育課に直接お問い合わせください

同じ子育て×資産形成カテゴリでは、以前我が家の家計簿・資産公開もしているので、よければあわせてご覧ください。

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